こんにちは!うどん太郎です。
出張や旅行でビジネスホテルを利用する際、「枕が合わない」と感じたことはありませんか?低すぎたり、高すぎたり、硬すぎたりと、ホテルによって枕の質や形状はさまざまです。特に40代以上の方にとって、首や肩の負担は無視できない問題です。
本記事では、年間100回以上のビジネスホテルに宿泊してきた筆者が、快適な睡眠を得るために実践してきた「枕問題の解決法」を5つご紹介します。枕が合わないと感じるすべてのビジネスパーソンに役立つ内容です。
なぜビジネスホテルの枕は合わないのか?
まず、ホテル枕が合わない原因を理解することが大切です。主な理由として、以下のようなものがあります。
• 高さや硬さの個人差を考慮できないため、万人受けする無難な仕様になっている
• 羽毛や素材の偏りにより、寝ている間に形が崩れてしまう
• 枕の数が1つだけで、調整できないケースも多い
このように、ホテル側は「多くの人がそこそこ寝られる」ことを重視しており、「個人の理想的な枕」を提供しているわけではありません。つまり、自分で環境を整える工夫が必要なのです。
タオルでオーダーメイド枕をつくる
一番手軽で効果的なのが、バスタオルを使って自分好みの高さと硬さに調整する方法です。
やり方:
1. バスタオルを1〜3枚用意し、折りたたんで枕の上に重ねる
2. 首のカーブに合わせて厚みを微調整する
3. 横になって違和感がないか確認する
この方法なら、ホテルの備品だけで実現できます。クローゼットに予備のタオルがある場合も多く、足りなければフロントに依頼するのも手です。
枕の中にタオルを仕込んで高さ調整
枕のカバー内部にフェイスタオルを仕込む方法も有効です。タオルを巻いて枕の内側にセットすることで、高さや形状を自分仕様にカスタマイズできます。
手順:
1. フェイスタオルをくるくると丸めて筒状にする
2. 枕カバーの中に挿入する
3. 首元や背中側にタオルを配置して高さ調整する
タオルがずれにくく、寝返り時の安定感もアップします。特に「高さがもう少しあれば寝やすい」と感じる方におすすめです。
バスタオルや布団で即席抱き枕をつくる
抱き枕の効果は見逃せません。安定した寝姿勢が取れることで、腰や肩への負担が軽減され、リラックス効果も高まります。
方法:
• バスタオルを棒状に丸めて抱える
• 掛け布団を縦長に折りたたみ、抱きしめて眠る
簡単にできる上に、安心感から眠りにつきやすくなる効果があります。環境の変化で寝つきにくい方には特におすすめです。
フロントに相談して枕を交換してもらう
実は多くのホテルでは、フロントに相談することで別の種類の枕を用意してもらえることがあります。
使えるフレーズ:
「すみません、もう少し低い(または高い)枕はありますか?」
提供される可能性のある枕の種類には以下のようなものがあります。
• 低反発枕
• 羽毛枕
• パイプ枕
• そば殻枕
チェックイン時に希望を伝えると、在庫に余裕がある場合は柔軟に対応してもらえることも多いです。眠りにこだわる方は、遠慮なく相談しましょう。
折りたたみタイプの携帯枕を持参する
「毎回枕問題で悩むのが嫌だ」という方には、コンパクトな携帯枕を持ち歩くのも選択肢の一つです。最近では、空気を入れて膨らませるタイプや、折りたたみ式のコンパクト枕も多く販売されています。
おすすめ検索ワード:
• トラベルピロー
• 折りたたみ枕
• ネックピロー(飛行機用ではなく横向き睡眠用もあります)
軽量で持ち運びしやすく、移動中の仮眠にも活躍します。首や肩に不安がある方は、出張バッグに1つ入れておくと安心です。
睡眠の質が仕事の成果を左右する
「枕が合わない程度で…」と軽視するのは禁物です。
質の良い睡眠は、翌日の集中力・判断力・体調に直結します。特にビジネスシーンでは、パフォーマンス維持のために睡眠の質を高めることが重要です。
ホテルでの睡眠環境を整えるには、ちょっとした工夫と準備が効果的。今回ご紹介した方法をぜひ取り入れて、どこでも快眠できる体制をつくってみてください。
まとめ|ビジネスホテルの枕問題を解決して快眠を手に入れよう
• ホテルの枕が合わないのは「万人向け設計」だから
• タオルを使った高さ調整が最も簡単で効果的
• 抱き枕の代用や、枕交換の交渉も視野に入れよう
• 頻繁に出張するなら携帯用のマイ枕を検討するのもアリ
ビジネスホテルでも快眠を得るためには、自分に合った方法を見つけて対策することがカギとなります。次回は、「ホテルの空調が寒すぎる・暑すぎる問題とその対策」について解説します。
引き続き、出張を快適に過ごすためのヒントをお届けしますのでお楽しみに。
コメント