【朝食バイキング vs 朝定食】ビジネスホテルの朝食、どっちを選ぶべき？

出張や旅行でビジネスホテルに泊まる際、「朝食はバイキングにするか、それとも朝定食にするか」で迷ったことはありませんか？

朝からしっかり食べてエネルギーをチャージしたい気持ちと、「そんなに食べないし、定食で十分かも」という慎重派の自分。その間で揺れ動く朝の選択。この記事では、朝食バイキングと朝定食のメリット・デメリットを比較しつつ、目的やライフスタイルに合わせた「選び方のヒント」をお届けします。

朝食バイキングの魅力と落とし穴

朝食バイキングの最大の魅力は「種類の豊富さ」と「自由に選べる楽しさ」です。和洋中さまざまなおかず、ご飯にパン、スープ、デザートまで並ぶ光景に、テンションが上がる方も多いのではないでしょうか？

たとえば1,200円の朝食代で、以下のような組み合わせが可能です。

• ごはん＋焼き鮭＋味噌汁＋納豆（和食セット）

• クロワッサン＋スクランブルエッグ＋ウインナー＋コーヒー（洋食セット）

• フルーツ＋ヨーグルト＋グリーンスムージー（ヘルシー志向）

これだけ食べればランチも控えめでOKかも？という声も。

「今日は何を食べよう？」と料理を選ぶ時間は、まるでレストランのビュッフェ気分。ビジネスホテルとはいえ、ちょっとした“非日常”を味わえる点も人気の理由です。

特に連泊の際は日替わりでメニューが変わることも多く、毎朝の楽しみになります。

バイキングの罠、それは「元を取ろう」とする心理。普段朝はパン1枚なのに、目の前にずらりと料理が並ぶと、つい手が伸びてしまいます。

結果…

食べすぎて午前中ずっと胃が重い

朝から眠気と戦う羽目に

出張や観光で大事な一日を迎える朝としては、ちょっとマイナスかもしれません。

時間帯を間違えると、料理が冷めていたり、すでに人気メニューが品切れということも。「7時〜8時」は混雑しやすく、席の確保や料理の補充を待つ時間が発生することもあります。

食事をする場所が混雑しておりゆっくり食事ができないデメリットもあります。

朝定食は、一人ひとりに配膳されるスタイルが基本。焼き魚、卵焼き、味噌汁、ご飯など、昔ながらの日本の朝食が味わえることが多く、ホテルによっては地元の食材を使った特製定食が出ることもあります。

「これくらいでちょうどいい」という量感で、食べ過ぎることもなく、胃にもやさしいのが特徴です。基本的に栄養のバランスを考えて作られておりビュッフェスタイルのように好きなものだけを食べて栄養のバランスが偏る、ということは少ないかもしれません。

バイキングと比べて「料理を取りに行く手間」や「席取り合戦」もないため、短時間で済ませられるのもポイント。出張などで朝に移動や打ち合わせがある場合は、時間を効率よく使えるメリットがあります。

定食は基本的に座れば運ばれてきますから、「食べる → 出る」の導線がスムーズ。慌ただしい朝にはありがたい選択肢です。

バイキングに慣れていると、朝定食は「え、これだけ？」と感じてしまうことも。特に体格が良い方や、朝しっかり食べる派の方には、少々物足りなさを感じるかもしれません。

また、選択肢がないため、好みと合わないメニューだと少し残念に思う可能性も。