ビジネスホテルに泊まると、気が抜けてしまってつい部屋が散らかってしまう…
そんな経験、ありませんか?
出張や旅行で疲れてホテルに戻り、スーツを脱ぎっぱなし、コンビニの袋があちこちに、資料やノートPCもベッドに散乱…。そのまま眠りにつき、朝起きた瞬間に目に入るのは「戦場のような部屋」。
出発前のわずかな時間に、片づけや忘れ物のチェックでバタバタするのはストレスの原因にもなります。
でも、ちょっとした意識と工夫だけで、「朝から気分よくスタートできるホテル滞在」に変えられるんです!
今回は、「ビジネスホテルで散らかさずに過ごすコツ」と「散らかった部屋で朝を迎えないための工夫」をご紹介します。
なぜホテルでは部屋が散らかりやすいのか?
ホテルの部屋って、基本的に自分の家よりもずっと狭い空間です。コンパクトにまとまっている一方で、「収納場所が限られている」「玄関スペースが狭い」「家具が固定式」など、荷物を整理整頓する工夫が必要になります。
加えて、ホテルという“非日常空間”では、「ちょっとくらい散らかっても自分の家じゃないし…」という気の緩みが出がち。しかも、1泊や2泊の短期滞在だと「どうせすぐチェックアウトだし」と、後回しにしてしまう心理もあります。
チェックイン直後がカギ!「散らからない仕組み」を作る
散らかりやすさを防ぐには、チェックインした直後の行動がポイントになります。
1. 荷物を“定位置”に置く
スーツケースやバッグは、なるべくベッドの上や床の中央ではなく、壁際やデスク下など「動線を邪魔しない位置」に置きましょう。スーツケーススタンドがあるホテルでは、必ずそこに置く習慣を。
また、使わない荷物(予備の衣類やお土産など)は初めからスーツケースの中に戻しておくと、部屋のスペースが広く保てます。
2. ゴミの仮置き場を作る
コンビニで買った飲み物やお弁当のゴミが散らかる原因になりがちです。そんな時は、袋を一つ「ゴミ袋」として使い、デスクの横など目につくところに置いておきましょう。これだけで見た目が一気にスッキリします。
生活エリアを区切ると快適さがアップ
部屋が1つの空間しかないビジネスホテルでも、“エリア分け”の意識を持つと散らかりにくくなります。
• ベッドの上には私物を置かない
→ついスマホや本、お菓子などを置いてしまいがちですが、「寝る場所」としてだけ使うと朝の目覚めもスッキリします。
• デスクは作業用、飲食は別のスペースで
→パソコンや書類を広げるスペースと、食事をするスペースを意識的に分けることで、ものが混ざらず片づけやすくなります。
眠る前の「3分ルール」で、翌朝が変わる
疲れている夜こそ、ほんの少しだけ自分に「3分の片づけタイム」を与えてあげましょう。
• 脱いだ服は畳んで椅子にまとめる
• コンビニ袋はゴミ袋に入れる
• スマホや充電器はまとめて1か所に置く
• 明日の着替えや持ち物をそろえておく
この3分間の行動だけで、翌朝の「探し物の時間」「イライラ」「焦り」がぐっと減ります。
何より、すっきり整った部屋で目覚めると、気持ちよく1日がスタートできます。
ホテルにある意外な「片づけサポート」
実は、多くのビジネスホテルでは「散らかさないためのサポートアイテム」も揃っています。
• 荷物置きスタンド:スーツケースを床に置かず、高さをつけることでスペースが有効活用できます。
• ハンガー・クローゼット:服やコートはすぐにハンガーにかける習慣を。
• 追加のゴミ袋やタオル:必要な場合はフロントに連絡すると、持ってきてくれることがほとんどです。
さらに、希望すれば「追加の毛布」や「消臭スプレー」「延長コード」なども借りられることがあるので、快適な滞在をサポートしてくれます。
まとめ:散らからない部屋は“自分へのおもてなし”
ビジネスホテルは、日々の忙しさから少し離れて過ごせる場所。
だからこそ、その時間をより気持ちよく、快適に過ごすために、「散らからない習慣」を身につけるのはとても大切です。
たった3分の片づけと、ちょっとした意識の違いだけで、朝の自分が笑顔になれます。
部屋を綺麗にしておくと仕事の進みが早いや、準備の時間が短いなど間接的なメリットも多いように感じます。どうしても片付けが苦手な方は荷物の量を減らすなど調整してください。
次にビジネスホテルに泊まる時は、「未来の自分のために片づけてあげる」という感覚で、快適な滞在を楽しんでみてはいかがでしょうか。
コメント