ビジネスホテルの闇シリーズ:アメニティの歯ブラシ、毛が固すぎ問題

ビジホ

こんにちは、ビジホ探偵のうどん太郎です。全国のビジネスホテルを転々とする我々出張族が、夜な夜な震えるアイテムがあります。

そう、それはアメニティの歯ブラシ画面の向こうでみなさんが頷いているのが分かります。

この小さな存在が、時に歯茎を破壊し、精神を削る凶器へと変貌すること、ご存じですか?

■ 一見普通。でも中身が牙!

まず見た目は普通なんですよ。小さな透明のビニール袋に入った、白いプラスチックの歯ブラシ。たたんだタオルの上にちょこんと置かれてて、「いかにも清潔です!」感。

けれども開けた瞬間―

「ん?なんか毛、密集してるな…?」」

「ていうか、短い!硬い!ごわごわしてる!

これ、ブラシじゃなくてタワシなのでは!?もしくは、工場のパーツ磨くやつでは!?

■ 歯を磨くというより、削ってる

意を決して歯を磨いてみると…ギシギシ…キリキリキリ…!

「痛っ!!」「いやもうコレ研磨してるやん!?

ブラッシングじゃなくて、サンドペーパーを直で当ててるような感覚。歯茎が「やめて!死んじゃう!」と叫んでるのが聞こえる。

■ 朝から血を見る出張族

出張先の朝、鏡の前でシャカシャカやってると…

口の中:「ズシャッ!」

鏡:「ポタッ…」

自分:「あっ…」

歯茎から出血、あるあるです。出張先でいちばん最初に見る赤色が、書類の赤ペンでも朝焼けでもなく、自分の歯茎から出た鮮血ってどうなの。歯茎から出る血は悪い血なので出した方がええねん!っていう自分を納得させる感じ。

■ 歯ブラシのグリップ、なぜあんなに小さいの?

そして本体にもツッコミどころ満載。

グリップがやたら短い

・しかも細くて滑る

・手が濡れてたらツルン!→ 洗面台にダイブ

なんなん?これ、子どもサイズの歯ブラシの誤配?大人の手に対して完全に設計ミス。握力テスト用の罰ゲームかと思いました。

■ 毛が倒れない!歯間に入らない!夢も希望もない!

市販の歯ブラシみたいに、しなるとか、しっとり曲がるとか、そういう上品な挙動は一切ない。

まさに剛毛。歯と歯の間に入る気配なし。

「いや、お前、どこ磨いてんねん!!」

結果、歯の表面だけツルッとしてる気がして、中途半端に不快感が残る。

■ でも、文句を言うには惜しい微妙な立ち位置

ここで大事なのが、「でも無料だからなぁ…」って思っちゃう点。そう、タダ。

アメニティに対して怒りたくても、「じゃあ持参しろよ」という論破力が強すぎる。

「タダのものに文句言うなよ」って、まさにこの歯ブラシのためにある言葉。

でも言いたい。

せめて毛、ちょっとだけ柔らかくしてくれ!!!

■ ベテラン出張族の知恵:自前持参スタイル

これに懲りたベテラン出張族は、「旅先にもMY歯ブラシ!」スタイルを採用。

・ドラッグストアで100円程度のやつ

・毛のやわらかさ重視

・グリップがしっかりしてるやつ

これで朝から血を流さずに済みます。ちなみに私はよくある旅行用の歯ブラシセットを車内とガラガラにそれぞれ常備しています。荷物の中でいちばん重要なのは歯ブラシかもしれない。

■ でも忘れたときは…またあいつに頼るしかない

でもね、そんなにいつも完璧に準備できないわけで。忘れたら、またあの白い悪魔に手を伸ばすことになる。

「今日も頼むぞ…」

心の中で神妙に呟きながら、そっと袋を開ける。そして今日も、朝からガリガリに歯を削られながら、血をにじませて会議へ向かうのでした。

■ 結論:アメニティ歯ブラシ、君は凶器になれる

「ビジネスホテルにおける歯ブラシ問題」、軽視してはいけません。

我々は毎朝、命がけで磨いてるんです。どうかホテルの皆さん、ほんのちょっと毛を柔らかくしてくれたら、宿泊者は泣いて喜びます。ぜひともご検討をよろしくお願いします。

次回予告!「加湿器、ただの置き物説」→ 湯気すら見えない謎のインテリア、その正体に迫る!(ほんまにやるかは分かりません。ご了承ください。)

それではまた次回!

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